今日の上野
…で、今回のメインが前々から言っていた「ミュシャ展」へ行くこと。
わざわざ上野までえっちらおっちらとやってきましたよ。
上野公園へ行くのは本当に何年振りなんだ?って位に久し振りで、上野動物園がこんな場所にあったんだっけ?と懐かしむ以前の状態になっていたのは笑えない。
歩いていると気付いたのだが、鳩が多かったと同時にホームレスも多くて上野が違う意味で様変わりしたなぁ…と複雑な気分に(なんせ、会場となる東京都美術館へ行くまでにテントだらけで正直笑えなかったし)。
上野には東京都美術館の他にも色々な美術館や博物館があり、ややもすれば丸一日過ごせる程。その中で…翡翠展(明日まで開催)に心引かれるものがあったから、是非とも行きたかったんだけどねぇ。
一人旅で美術館や博物館の施設へ行く機会が多いのだが、大抵…館内は日曜でも人はまばらでのんびりゆったりと展示物を眺めて時間を過ごす事が多く、自分にとっての美術館のイメージはまさにそんな感じだった。
しかし…開催地が東京だったからなのか?それとも三連休の真っ只中だったからなのか?期間限定の展示会だったからなのか?
何なんだ!?この人の多さは!?
人人人ばかりで…ゆっくりのんびり見ていこうなんていう野望はもう入って瞬時にガタ崩れ。
自分は何かのイベント会場に来ているのか?などという錯覚さえ覚えた(いや、ミュシャ展だって一種のイベントだが)
人の波に流れつつじっくりと展覧物を眺めてはいるものの、いつもと違ってどうも忙しい。
生で見た作品は本当に美しく、小さな作品から2m以上の作品…スケッチやラフ、下絵だけでも見る価値が自分的にはあった(勿論、それ以外の装飾品なども)
リトグラフ(石版画)の意味も今回初めて理解出来たような。
人の多さは最初から最後…果てはグッズ売り場もすごい人だかりで、絵葉書位は欲しい…と思ったのに途中離脱。
結局カタログだけ購入し、後は別の販売所でミュシャの本1冊購入しただけ。
満足感と同時にそれ以上の疲労感が会場を出てからドッ…と押し寄せて、機会あるならもう一回…今度はゆっくりと回りたいなぁ(どうあがいても平日休みの日はもうないから無理だが)。
疲れきってしまったせいか、前述の翡翠展の事をすっかり頭からトコロテンの如く抜けきってしまっていて、そのまんまトレカ買いに浦安直行しちまいました(笑・思い出したのは電車の中さ)。